世界各地より調達した鉱石及びリサイクル原料を高温の乾式製錬工程、溶液を使用する湿式製錬工程で処理することで、亜鉛、鉛を中心とした高純度の金属や銀、金などの副産物を回収します。これらの工程での技術開発、工程改善、安定操業を担当します。
資源事業部の仕事は、国内の当社製錬所への原料調達と海外鉱山の管理の2つに分けられ、鉱山管理の仕事では、当社が豪州に保有する自社鉱山の運営や新たな鉱山案件への参入の検討を行っています。豪州には当社から技術者を派遣し、現地での探査活動や鉱山操業にも積極的に携わっています。新規鉱山開発の対象は、豪州に限らず世界各国がターゲットです。業務内容は幅広く、フィールドは国内外を問いません。
SCROLL世界トップシェアを誇る高純度の鉄原料を生産する「電解鉄事業部」、様々な仕様のトランス・インダクタを扱う「電子部品事業部」、多種類の金属材料でのフープメッキを扱う「プレーティング事業部」、顧客の様々な用途に合わせた複雑な形状の部品を生産する「機器部品事業部」の4つで構成された事業体です。4つの事業部それぞれに専属のスタッフが在籍し、材料や用途の開発、顧客の要望にお応えする為の製品開発など、様々な業務を担当します。
SCROLL長年培ってきた製錬技術をベースに国内で発生する製鋼ダストや使用済み廃電池を処理し、酸化亜鉛やフェロニッケルなどの有価金属回収を行っています。省資源への要求が強い日本においてリサイクルによる資源循環は必須ですが、リサイクル原料は年々多様化・複雑化しており、処理の難しい原料は年々増加しています。これらの処理課題を解決するための技術開発や工程の改善を担当します。
SCROLL非鉄金属業のプラントでは、一概に機械といっても、炉、ボイラー、搬送機器、ブロワー、ポンプ等、扱うものは多岐に渡り、広範な知識が必要とされます。高品質な製品を安定して生産するためには、機械設備の維持保全が重要です。設備の点検、調査分析、補修等のメンテナンスと、新規ラインの設計や立ち上げを担当します。
電気の業務は、製造プラントの受電・変電設備の維持管理、プラント内既存設備の保全や新規設備の設計と設置、電力の管理業務など多岐にわたります。IoTや自動化など最新の技術から、長年の歴史をもつ製錬工程の保全作業など、幅広い業務内容に携わる電気のスペシャリストです。
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製錬所で生産される亜鉛・鉛・銀地金、合金及び副産物の販売業務(B to B)を行います。ルート営業がメインで、それぞれの製品は大手鉄鋼メーカー、バッテリーメーカーはじめ多種多様な分野でご使用いただいており、運送会社や製錬所との密な連携により顧客への安定供給に努めています。これらの業務と並行し、日々、世界情勢や顧客動向等の情報収集、自社製品の生産状況・コストの把握、顧客・自社内での業務提案を行い、会社の売上、収支に直接関与する重要な部門です。
SCROLL資源事業部の仕事は、国内の当社製錬所への原料調達と海外鉱山の管理の2つに分けられ、原料調達の仕事では、当社製錬所へ供給する亜鉛鉱石や鉛鉱石を海外の鉱山会社等と交渉し購入することが主な業務となります。製錬所からの要望に応えつつ、また良い条件で購入できるよう、日々情報収集を行います。また、当社が豪州に保有する鉱山で生産された鉱石を海外の他社製錬所へ販売するために、市場動向に注意を払いながら顧客とも綿密にコミュニケーションを行うなど、グローバルな活動を行っています。
SCROLL電子部材の営業は、既存の得意先へのルート営業が基本となります。ルート営業といってもお客様が変わらないだけで、案件内容や要求仕様も都度異なる為、その度に新たな対応が求められます。
当社では、地域や顧客で担当を分けて管理していますが、各担当で顧客の受発注管理・簡易的技術対応・納期管理・代金回収(請求書発行・手形回収)まで行います。高度な技術的フォローや品質クレームは、技術部門や品質管理部門と連携して行います。また新規顧客獲得のため、国内外の合同展示会等に定期的に出展し、製品PRも積極的に行っています。
環境・リサイクル事業部の母体工場である小名浜製錬所において、電炉メーカーから発生するダストを主原料として世界的に希な東邦亜鉛独自の技術を駆使して製造された酸化亜鉛の販売を行っています。酸化亜鉛は主にゴム製品に使用されますが、ゴム製品の中でも特にタイヤでの使用が多いためタイヤメーカーへの販売が中心となります。酸化亜鉛は相場商品なので、亜鉛相場情報の収集や提供なども行います。また、ユーザーやダスト原料の排出元である電炉メーカーなどの動向、更にはマーケットなどの情報を製造現場へ展開し製販一体となって日々の業務を行っています。
SCROLL事務所や備品の管理を行う「庶務」、契約書のチェック等を行う「法務」、株主総会運営等の「IR」、リスクマネジメントや社内報の編集等といった「広報」、さらに他部署に属さない仕事は総務が行うため、仕事内容は多岐にわたります。社員が働きやすい環境を整えること、株主・顧客・住民の方に会社の情報を適正に開示する手伝いをすること、法令違反の防止や災害時の対応など会社を危機から守ること等、様々な方法で会社を陰から支える縁の下の力持ちです。1人で淡々と作業をするよりも、部内で協力して行う仕事が多く、社内外の人を巻き込んで仕事をすることもあるため、コミュニケーションが活発なところが特長です。
SCROLL人事の仕事は、社員一人ひとりと向き合う「人事管理」と、社員にとって働きやすい環境を整える「労務管理」の大きく2つに分かれます。「人事管理」は採用・教育研修・人事異動・昇進昇格・評価など、「労務管理」は労働時間管理・給与計算・社会保険手続・安全衛生管理・労働組合との折衝および調整・福利厚生・健康管理などが主な仕事です。どれも社員のモチベーションを維持し、働きがいを感じてもらうための非常に重要な業務です。
SCROLL東邦亜鉛グループの資金計画や資金調達、資金運用管理などが主な役割です。経理部が会社の売り上げや支出を集計して財務諸表を作成するのに対し、財務部は経営活動に必要な資金を集め、管理する役割を担っています。そのため経営層との意思疎通を密接に行い、経営判断に基づいて金融機関との折衝を行います。
入社時は日々の入出金管理、受取手形管理、有価証券管理といった業務を行うことから始まり、年次を重ねていくに伴い月次資金繰り管理、年度資金計画策定、銀行折衝と段階的に業務の幅を広げていきます。
経理部の役割は、日々の事業活動を一定のルールのもとで数値化し、これをマネジメントや各種ステークホルダー(潜在的投資家、債権者、税務当局等)の目的に資する形で集計・分析・報告するものです。
主な業務は以下の通りです。
①原価計算を含む月次での決算
②四半期、年次での各種書類(税務申告用、証券取引所開示用、金融庁提出用、株主報告用等)の作成と、会計監査を含む各種レビューへの対応
③予算の策定、実績との比較と分析及び役員会への報告
専門知識の習得と継続的なアップデートという高度なプロフェッショナリズムが求められます。会社の屋台骨を支えるとともに、“今の”会社をダイレクトに感じられる重要かつ大変有意義でチャレンジングな部署です。
設備担当は、製錬所等で使用されている設備の更新に携わります。設備はそのまま置き換えることもありますが、先々の状況により設備の見直しも行われるため、情報収集や提案を行い、工場の担当と設備メーカーを仲介、相談をしながら進めます。例えば、製錬所は加熱や冷却が必要な工程で熱交換器が使用されています。熱交換の対象物は酸・塩基性の液体や高温且つ腐蝕性のガスであるため、更新時はその環境で耐える材質や構造の選定、設置場所、工期等、必要事項を検討するためのサポートをします。
購買担当は、製錬所等の操業や製品の製造に必要な金属(アルミ、スズ、ニッケル他)、薬剤(硫酸、苛性ソーダ他)、燃料(油、コークス、LPG他)、消耗品(アルミ陰極板、梱包材他)などを調達する業務を行います。
理学研究科 地球惑星科学専攻
葛立 恵一/ 2019年入社
安中製錬所 技術研究室
製錬工程の改善や新規技術の開発に取り組んでいます。今は亜鉛製錬プロセスの重要工程開発という重大なテーマを担当しており、試験炉を用いた中規模試験を行っています。
その他にも操業トラブルの原因調査や未知試料の分析に関する依頼を受け、機器分析やテーブル試験も行っています。操業トラブルの原因を調査し、科学的に解明できた時は大いに達成感が得られます。
自分の専攻を活かせる資源事業を含め、川上から川下まで多角的な事業を行っており、やりがいをもって働けると感じたからです。
安中製錬所の製造工程は有機的に連結しており非常に複雑です。また注目している元素や反応も数多くあります。これらを理解するにはまだまだ勉強が必要であると感じます。その分、やりがいにつながっているとともに、今の仕事を通じて課題を見出し解決する力や、工程ごとではなく製錬所全体としてのメリット・デメリットを考える目線が鍛えられています。
大変だと感じる点は、これまで意識してこなかったコスト感覚の重要さと難しさです。テーブル試験段階においても、コストの軸を常に意識して研究を進めています。また「乾燥する」「粉砕する」「輸送する」といったテーブル試験では容易に行えるプロセスも、実操業化においては適切な設備の選択やコスト計算など考慮すべき点が大幅に増えることを学びました。
社員寮で先輩方とバーベキューをしたり、ドライブに行ったりしています。また安中製錬所がある群馬県にはゲレンデが多いので、冬にはスノーボードを楽しんでいます。
「挑戦的な姿勢」です。製錬が中核であることは変わりませんが、製錬所内では時代に合わせて工程や事業を変化させています。
安中製錬所の外観も長い時間をかけて少しずつ変化しています。
信頼される技術者になりたいです。そのためには知識と経験そして人間性、すべてに裏打ちされた人であることが求められます。今の自分はどの点もまだまだだと感じますが、焦らずに目の前の課題の一つひとつに真剣に取り組みたいと考えています。
文系理系にかかわらず、業界を広くみることをおすすめします。入社後はどうしても視野が狭まってしまいますが、私自身は就活時の業界研究のおかげで広い視野を保てていると感じています。業界ごとの特徴や時代のニーズを知っておくことは、どんな会社に入ってからも役立ちます。また自身のモチベーションアップにもつながります。理系の皆さんは研究第一ですが、貴重な機会ですので時間の許す限り視野を広げてみてください。
工学研究科 フロンティア材料機能工学専攻
菅 大輔/ 2012年入社
安中製錬所 第二製造部 製錬二課 造液担当
安中製錬所に所属する技術スタッフの一員として、設備管理や改善、新規プロセスの検討に取り組み、操業データを解析することにより、より良いプロセスの管理を目指しております。また自分が行った試験の結果が新たな設備の導入に繋がることもあり、大きなやりがいを感じています。
学生時代は、製錬以外の分野を専攻しておりました。しかし、就職活動に際し、当社には自分が所属する学校の卒業生が多く在籍し、研究室の先輩も活躍していると聞き、自らも非鉄製錬の分野で応用化学の知識を活かせればと思い志望しました。また、若手のスキルアップの機会が充実していることが魅力の一つであり、私も実際に海外子会社鉱山での現地研修など貴重な経験をさせてもらっています。
亜鉛を始めとして製錬に関する知識・経験を高め、より良いプロセスの在り方を追求するとともに、鉱山技術も広く学び、非鉄製錬の川上から川下まで一貫した技術者を目指したいと考えています。
就職活動中は様々な人にお会いする機会があり、話をお聞きするうちに企業の印象や自分の考えが変わることもあると思います。まずは会社説明会などに足を運び、企業担当者の方や先輩方から直接お話を聞いてみることが大きな情報源になると思います。当社の採用担当ならば、臨機応変かつフランクに対応してもらえることをお約束致します。
創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻
寺田 翔/ 2018年入社
安中製錬所 技術研究室
製錬プロセスの開発や改善に取り組む部署に所属しており、試験炉を用いた中規模試験を行っています。チームで仕事を分担し、現場ではサポートを受けながら炉の制御操作や原料調整だけでなく、設備補修や点検など幅広く関わっています。知識不足から不安を感じることもありますが、試験炉での処理方法の検討から実機の構想・建設まで一貫して関われる貴重な環境にいるので、この環境を活かして成長したいです。
資源・素材学会の会社説明会で当社を知りました。金属材料の製造やリサイクルに関わる仕事をしたいと考えており、亜鉛・鉛の生産が国内トップクラスであること、若いうちから大きな仕事で経験を積むことができる点に魅力を感じて入社しました。
良かったことは当社で最も生産量が多い亜鉛の製錬工程に直接関われることです。職場は明るく風通しが良く、まだ若手である私の意見も聞いてもらえ、働きやすいです。試験が上手くいったときはチーム全員で喜び、上手くいかないときは皆で原因を調査し対策することにやりがいを感じます。また設備の補修をしながら新しい発見や対策の効果があったときは嬉しいです。大変なことは現場での暑さ寒さで、現場での作業負担軽減の必要性を実感しました。
人です。当社は優しくて面白い方ばかりで、居心地が良いです。仕事では連携を取り、できないことはじっくりサポートしてもらえますし、休み時間は他部署の方々と歓談してリラックスしています。休日は寮の先輩後輩と外食や観光を楽しんだり、気ままに温泉やドライブに行くこともあります。寮生同士なんでも言い合えるような仲です。
まずは色々な実験を組み立てて的確に実行できるように経験を積みたいです。現場では小さな変化や問題にすぐ気付けるよう観察力を鍛え、広い視野を持って的確な対応ができる一人前の技術スタッフになれるよう努めたいです。
仕事には様々な分野の知識や経験が必要で、入社後は多くのことを学ぶと思います。そして、どれだけたくさんのことを学んで成長できるかは、職場環境・雰囲気によって決まると思います。そのため就職活動をする際は多くの社員と話して雰囲気を感じ取っていただき、自分の専門にかかわらず広い視野で取り組んでいただければと思います。
工学部 材料工学コース
田川 純一/ 2015年入社
東邦契島製錬株式会社 生産技術部 精製課
鉛や銀の製錬工場である東邦契島製錬株式会社で技術スタッフとして働いています。仕事の内容としては、操業改善を目指した試験研究や事務仕事がメインとなります。自分が行った試験の成果が現場に反映される場合もあり、やりがいのある仕事です。
大学で材料工学を学んでいた事から、金属製錬に興味を持っておりました。大学の先輩も活躍していると聞いていた為、在学中から東邦亜鉛の存在を意識しており、恩師からの紹介もあり、就職活動の際志望いたしました。
目標:まだまだわからない事ばかりですので、製錬や設備に関する知識をより学んでいくことです。
夢:現場の操業は、様々な要因で調子を崩すといった事もあります。そういった現象を抑制し、安定した操業を維持できるプロセスに改善していくことです。
私自身、実際に就職した時どの様な仕事をする事になるのか、中々イメージがわきませんでした。実際に入社してから、想像していた仕事と違った!とならないように、説明会等に積極的に参加して、情報を集めた方が良いと思います。是非東邦亜鉛の説明会にも足を運んで下さい!
理工学研究科 物質科学専攻
石橋 克幸/ 2019年入社
小名浜製錬所 製造部 技術開発推進室
小名浜製錬所の技術スタッフとして、主にリサイクル課の操業に関する調査や試験研究を行っています。
技術スタッフと聞いて試験や研究ばかりのイメージを抱いていましたが、実際は現場に出ている時間の方が長いです。与えられるテーマもありますが、毎日現場に出て、自分で課題を発見し、どう改善していくか考えています。
リサイクル事業では同じ操業条件でも扱う原料が日々変化するため、操業を安定させるための調査や試験を繰り返します。やることが多いのは大変ですが、日々自分の手で新しい知見を蓄積していく作業はやりがいがあります。個人の自由度が高く、自ら調査・提案したことが現場に反映されやすいため、自分の力でどんどん良い製錬所にしていくことができます。
大学での専攻が非鉄製錬であったため、東邦亜鉛の名前は知っていました。また、大学の先輩が多く在籍していて、入社前から東邦亜鉛の話を何度か聞く機会があり、職場の雰囲気が良く働きやすそうだと思い入社を決めました。
実際に入社してみると、秋田県出身の私にとって小名浜製錬所は同じ東北の勤務地ということで、接してくれる人の雰囲気などは溶け込みやすいものがあり、すぐに馴染んでいけた記憶があります。
一人前の技術者になることです。製錬所での仕事は自分の判断で操業を変えていける楽しさがある反面、その判断をするための正しい知識や技量がないと成り立ちません。まだまだ力不足を痛感する毎日ですが、上司や先輩の背中を見ながら少しずつ力をつけていきたいです。
休日は外で過ごすことが多いです。車で福島県内や隣県の観光スポットを巡ったり、会社の人とゴルフを楽しんだりしています。
自分の好きな仕事ができる職場で長く働けることが大事だと思います。焦らずじっくりいろいろな情報を集めて後悔しない選択ができるように就職活動を頑張ってください。その結果が東邦亜鉛であれば嬉しいです。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
理工学部 精密機械工学科
小菅 智一/ 2009年入社
藤岡事業所 エンジニアリング課
1.工場内のあらゆる設備の補修やメンテナンス対応
2.設備の更新、改造を行う際の設備設計、予算見積、工程の計画
3.外部工事業者との要求仕様や作業内容の打合せ、工程確認、安全の管理
現在は上記3点が主な業務内容です。
今の仕事を通じて、設備の計画、設計、見積、製作、据付、試運転などスタートからゴールまでのあらゆる業務に就き、それぞれのスキルを伸ばすことができていると感じます。初めは判らないことだらけでも実務を通じて諸先輩に教わることで一つひとつできるようになっていきます。
また、私はこれまでのキャリアで複数回の異動を経験しており、現在は藤岡事務所に勤務しています。各工場それぞれに歴史があり、設備の構成、更新やメンテナンスの方針は様々です。40~50年の時間をかけて現在のベストな稼働を維持しているため、過去のメンテナンスやトラブル状況を、資料や諸先輩の話から集めて保全に活かすことが非常に重要です。工場独自の方針なども一から勉強し、過去に学び得た経験も活かしながら日々最適な手法を模索しています。
所属する部署は保全課(エンジニアリング課)という名前であり、実際に設備のメンテナンス等も行いますが、それだけにとどまらず新設備の設計や導入、改良や工程上の省力化など、あらゆる領域において業務を行うとの説明を受けました。設備開発も自社主導で行い、その後の稼働についても責任を持つということにやりがいと魅力を感じました。
東邦亜鉛という会社においては製品を企業へと売るBtoB(対企業)の取引ですが、社内の保全部門としては製造部門がユーザーであり社内的なBtoC(対顧客)の関係ともいえます。ユーザーの要望をくみ取り、時には提案し、二人三脚で設備を造り上げ無事稼働した時は、代えがたいやりがいを感じます。
また、藤岡事業所には常駐業者(東邦亜鉛工場内での工事のみを仕事とする業者)はおらず、配管工事やある程度の大規模な設備の据付等を除いたほとんどの工事をエンジニアリング課にて行わなければなりません。工場内で多く稼働している搬送機、ポンプ、工業炉、撹拌機や槽とその配管、またそれらを据え付けるための架台の設計等々、学校で機械系を学んでいても教わることの無いものがほとんどであり、すべて一からの勉強でした(今も勉強中です)。しかしどれも学校で習う機械要素や材料力学を基礎としているものです。一つひとつ業務をこなしていく中で知識や技能を蓄えられ、自身の成長を感じることができました。職場は面倒見の良い先輩が多数いますので着実に仕事を覚えることができると思います。
暖かい時期はゴルフ、冬場はスキーなど。群馬県は自然を活かしたアクティビティが充実しています。また最近免許を取ったばかりですが、天気の良い日はバイクでツーリングを楽しんでいます。
一人ひとり、自身の仕事に責任を持ち、着実に遂行していくところです。
東邦亜鉛として、今後数十年間事業を継続していくにあたり、いずれかの時期に大規模な設備の更新が必要不可欠です。社内的なプロジェクトが立ち上がる前より設備の計画やその実現性について考え、社内設備のリノベーションを進めることが目標です。
これからも東邦亜鉛が生産活動を続けて行く上で、社内の保全体制をより盤石にすることが重要な課題です。一人でも多くの仲間が増え各自の能力を発揮しながら業務を遂行していくことで理想的な設備開発と稼働が実現できます。最初は判らないことだらけでも機械設備に興味を持つことで自然とスキルが身に付き、活躍できると思います。
工学部電気電子工学科
森田 陽大/ 2012年入社
藤岡事業所 エンジニアリング課 兼 メガソーラー課
工場内の電気設備の維持管理、保守、保全、設計、改造など多岐にわたる業務を行っています。藤岡事業所は特別高圧受電をしているため、66kVの受電変電設備の保守・点検・管理が最も重要な業務です。また工場内にはたくさんの電気設備があり、その保全業務や改造工事が大きなウェイトを占めています。直近では設備の自動化やIoTなど計装の仕事も多く、強電から弱電まで幅広い仕事です。
私は出身も大学も群馬ということもあり、県内に事業所のある企業を探して就職活動を行っていました。東邦亜鉛については就職活動以前より、JR安中駅の南側の山の斜面にそびえたつ工場として、その迫力ある出で立ちから知っていました。就職活動中、あの工場は何を作っているのだろう?と興味をもったことがきっかけです。入社を決めた理由としては、会社説明を受けた際、電気系の学生の主な業務として、工場の主任技術者としての業務があり、その責任ある仕事にやりがいと魅力を感じ、入社後のイメージがはっきりと想像できたことが理由です。また、社内の雰囲気や社風などがとてもよく、親身に説明していただけた姿勢がとても好印象だったことも理由の一つです。
電気のオールラウンダーを目指しています。電気という専門分野はとても幅広いです。工場内の古い設備から最新技術まで、さらには施工管理から作図、プログラムに至るまで専門的な技術を幅広く扱う必要があります。まだまだ未熟なところもありますが、日々精進していきます。
日本にはたくさんの企業があります。就職活動をする際、自分がやりたい仕事に就くために的確な企業研究をするには大変な時間と努力が必要かと思います。自分が思う「仕事」の理想と現実にはギャップがあると思いますが、そのギャップをなくすのが企業研究だと思います。将来自分のあるべき姿を的確に想像できるくらいに企業研究に励んでください。そして、「東邦亜鉛」を選んで入社した際には、一社員として会社の歯車の一部になるのではなく、その歯車を動かす動力になるように一緒に頑張りましょう。
工学研究科 物理機能系専攻
大越 朋哉/ 2013年入社
藤岡事業所 プレーティング製造部
私はめっき工場で、技術スタッフとして働いています。新しい技術の導入による経費削減、製造工程で生じた品質不良の原因調査等を主に行っています。
具体例としては、入社した最初の2年間で廃液削減設備を導入しました。現在も順調に稼働しており、当初の試算通り廃液処理費を削減することができました。
今後は更なる経費削減及び製品の歩留まり向上に努め、会社の利益向上に貢献していきたいです。
学生時代の研究内容が金属材料に関することであった為、金属材料メーカーで働きたいと思っていました。その中で当社は亜鉛や鉛の生産量が国内でもトップクラスであるという強みを持っていた為、魅力的な会社だと感じました。また、平均勤続年数が長い為、労働者にとって働きやすい雰囲気の職場であると思った為、入社を決断しました。
目標は、毎年自分の給料より多くの経費削減もしくは新技術による利益取得を実現し続けることです。その為に、今以上に専門知識や技術を身につけることは勿論ですが、常に探究心を持って情報収集を行うこと、及びなるべくポジティブに考えて物事にトライすることを心がけています。
夢は、定年まで必要とされるような人材になることです。
就職活動は自分自身を客観的・総合的に評価できる数少ない貴重な機会だと思いますので、悔いの無いように精一杯行って下さい。
とにかく正直に、ありのままの自分をアピールしましょう。その方がどんな結果になろうと納得できると思いますし、会社側も望んでいる人材を的確に採用できますので、両者にとって有益だと思います。
工学研究科 フロンティア材料機能工学専攻
藤原 大輔/ 2006年入社
本社 資源事業部
入社当初は、小名浜製錬所で製錬技術系の製造スタッフとして、現場の方と汗を流し作業をしたり、設備、操業の維持管理、改善に取り組んできました。
今現在は、2015年の7月より資源事業部の一員として、亜鉛や鉛、銀の原料である鉱石を買鉱して各国内製錬所に供給する業務に従事しています。
学生時代は無機化学を専攻しており、製錬に関しての知見はほとんど無く当社のことも知りませんでしたが、研究室の恩師より当社について紹介があり、製錬に関する本を読んでいくうちに製錬技術に興味を持ったのがきっかけです。
最初は不安でしたが、社員の方から、若いうちから責任のある重要な仕事を任せてチャンスを与え、会社の中で育てていくという話を伺い、入社を決意しました。
まずは、今担当している原料鉱石の買鉱関係について習熟することが目標です。
以前は製錬所で鉱石を使う側にいましたが、今は供給する側として製錬所経験を買鉱に活かしていきたいと思っています。
また、資源事業部の一員として、オーストラリアに所在する子会社のCBH社が保有するラスプ鉱山、エンデバー鉱山にて社内研修を経験させて頂きましたが、まだまだ語学、鉱山知識は未熟であり、今後も習得に向け励んでいきたいと思っています。
学生時代より、入社してから学ぶことの方が多いと思いますので、自分が専攻していない分野の会社でも躊躇せず興味がある会社を色々回ってみることをおすすめします。
また、企業としては将来の成長に期待して向上心のある人材を求めていると思います。
入社して自分のイメージしていたものと違うことが出てくると思いますが、自分がやれること、やるべきこと、やりたいことを自分の中で整理して仕事に向き合い、 前向きに取り組む姿勢を持って頂ければと思います。
工学研究科 材料物性工学専攻
荒川 健一/ 2010年入社
本社 技術・開発本部 技術部
生産拠点への技術的調査・指導、新製品の研究開発・企画立案、知的財産についての窓口業務などかなり幅広い内容となっています。大変な職場ではありますが、同時に多くの知識を蓄積できる職場であり、日々自分自身の成長を感じることができます。
今後は蓄積した知識を教育という形で還元し、会社全体のレベルアップを図っていきたいです。
学生時代の専攻が非鉄金属の乾式製錬だったことが、当社を知るきっかけとなりました。
採用担当の方と連絡を取った後、工場見学で実際の現場を見る機会を頂き、実際に働いている方々の話を聞くことができました。その際、「入社間もない若手技術者でもすぐに重要な仕事に携われる」等の話があり、好印象を持ちました。
また、資格取得の支援制度が充実していることも当社に決めた大きな理由のひとつです。
先を見通す目を持ち、会社を引っ張っていけるようになりたいと考えています。
現代は高度な技術や優れた製品を作れるだけでは生き残れません。環境問題や、エネルギー事情、国の制度改正、世界情勢など様々な状況が変化する中でそれらの情報を入手し、顧客のニーズの変化を的確に予測していくことが必要となります。
今はまだまだ力不足ですが、将来は先を見通す目を持ち、会社をより良い方向へ牽引できるよう力をつけていきたいと考えています。
「自分が勉強してきた知識を活かしたい!」という強い思いを、皆さんはお持ちだと思います。
しかし、その思いは必ずしも業界・業種を絞っただけでは叶わないことが多いです。
当社も非鉄製錬を中心とした会社ではありますが、財務、経理、営業、環境管理、機械保全、分析など多様な専門分野の知識を持った社員が働いています。
まずは会社の生の声を聞ける機会に積極的に参加し、いろんな会社を自分の目と耳で感じてください。 自分が想像していた業種とは全く別の会社に自分の活躍する場所が見つかるかもしれません。
法学部
中村 芳実/ 2015年入社
安中製錬所 業務課 製品担当
安中製錬所で生産される、亜鉛製品や化成品の出荷指示や在庫の管理を行っています。
仕事の内容は現地スタッフへのアドバイスや改善案の提案、また海外のお客様と日本側との橋渡し役となり、今後の生産動向や要望等を伝えることがメインです。
多様な製品をできる限りお客様の希望の納期で、かつ安全に配送するには工場や運送会社の多くの人の協力が必要です。お客様のご都合や在庫状況、運送トラックの空きなどを勘案し、無事に日程を調整し、製品を納品できた時には大きな充実感があります。
産業に幅広く関わることのできる点に惹かれて、金属や化学といった素材メーカーへの就職活動を行っていました。その中でも当社は、社員の方と話した際に自由で若手が活躍する気風を感じることができ、そして、面接等でも自分の良い所を一番発揮できたと感じたため、ここでなら良い仕事ができると考え、東邦亜鉛への入社を決めました。
より効率的に出荷・在庫管理を行い、安全確実に製品を届けられるように、業務のやり方を改善していくことが現在の職場での目標です。そのために、日々の業務に問題意識を持って取り組むと同時に、改善案を、「あいつの言うことなら大丈夫」と思ってもらえるように、一つ一つ着実に仕事をやり遂げて、周囲の信頼を積み上げていくことが肝要だと思っています。
就職活動で大切な、自分のしたいことやすべきことを見つけること、自分をアピールすることの二点は、どんな仕事に就いた後であっても重要となってきます。特に当社は、若いうちから重要な役割を任されるため、主体的に仕事を見つけ取り組んでいくことができれば、自ずと活躍の場は広がっていくはずです。就活中はつらいことも多いかと思いますが、将来の為の修練の機会と思って、是非納得いくまでやり遂げてみて下さい。
経済学部 社会環境設計学科
佐藤 寛空/ 2018年入社
本社 亜鉛・鉛事業本部 営業部
亜鉛の営業担当としてB to Bのルート営業をしています。長年取引をしている顧客との信頼関係は、最重要業務である製品の安定供給によって築かれていると感じますので、各製品の在庫量や注文予定数量、工場の生産予定数量を鑑みて工場と密に打ち合わせをし、過不足なく在庫を保持するよう努めています。
また、顧客のニーズを実現する仕事、いわゆる御用聞きも大事な業務です。顧客の作業に適した荷姿や原価低減策の検討、クレーム対応等を、工場や他部署と連携して行ないます。
他にも売上管理や債権管理等の事務仕事もありますが、顧客と工場の間に立ち、今後もより良い取引が継続できるよう努めることが主な仕事です。
1つ目は社員の人柄が良い点です。説明会、面接、懇親会等でお話しした先輩社員の方々が非常に優しく、働きやすい印象を受けました。入社後もこの印象は変わらず、業務上分からない事があればすぐに質問できる環境です。
2つ目は幅広いメーカーと関われる点です。現在の仕事ではめっき業界をはじめ、自動車部品、半導体、塗料、建築金物など多岐にわたる業界と取引があるため、多様な話が聞けます。これは素材メーカーならではの魅力だと思います。
3つ目はマーケットが身近である点です。当社の主力製品である亜鉛と鉛と銀は世界の需給バランスだけでなく世界経済・政治の動きによっても価格が変動するので、日々のニュースが大学時代よりも身近になり、マーケットに身を置いていると実感します。
顧客と工場の間に立って、齟齬と不足なく情報を伝達することに難しさを感じています。営業の伝え方次第で、顧客、工場の意思決定に遅れや誤りが生じてしまう場合があるので、情報を正確に聞き取りすぐに発信することはもちろん、数値や写真を可能な限り使うよう心がけています。また過去に類似のケースがあればそれを参考にして、どのような情報が必要なのかを洗い出しています。双方に何度も確認を取るため手間取ってしまうこともありますが、案件がスムーズに進めば充実感があります。
新卒の就活は業界・企業を横断的に比較できる唯一の機会だと思います。体力と気力と時間をたくさん使うかと思いますが、納得するまで比較して、そのうえで当社を選んでいただければ嬉しい限りです。当社の社員は優しい人ばかりですので、インターンシップ、説明会、面接等でぜひ確かめてみてください。皆様のエントリーをお待ちしております。
法科大学院
松橋 ななせ/ 2017年入社
本社 総務本部 総務部
総務部にて主に契約書のチェックや法務相談といった法務を担当していますが、郵便の受け取りや電話対応などの日常の庶務も行っています。総務部内法務のため、法務部がある会社の法務部員では経験できないような仕事も任せてもらえるところに魅力を感じています。
面接をしてくださった社員の方が穏やかな雰囲気で、面接の中で社風も穏やかだと聞き、自分に合っていると感じました。また、「法務系の仕事がしたいけれど、契約書をひたすら見るのは嫌だ」というわがままな希望があったため、総務部内法務というポジションにも惹かれました。
まずは自分に与えられた仕事をきっちりこなしていこうと思います。
日々の業務が難なくできるようになったら、社員の方から法務相談されたらすぐに答えられるよう、業界特有の法的知識も身につけたいと考えています。
当社に限らず、色々な企業の方と会って話してみることをおすすめします。今まで名前も知らなかった会社の中にも、魅力的な会社はたくさんあります。私は就職活動のときに初めて当社の名前を聞きましたが、この会社に入って良かったと思っています。皆さんも、入社して良かったと思える会社に出会えることを願っています。
経営学部 経営学科
牧田 真由子/ 2020年入社
安中製錬所 事務部 業務課 経理担当
現預金の入出金・残高の確認や、役員会議の資料作成が主な仕事内容です。月の上旬は月次の締め作業や原価計算報告書の作成を行います。まだまだ不慣れな部分が多いですが、上司をはじめ様々な方に助けていただきながら仕事をしています。
仕事を行う上で他者とのコミュニケーションが重要です。一人で行う仕事は少なく、上司や他部署と情報のやり取りが必須のため、「人と話すこと」を大切にしなければいけないと感じました。間違いなく仕事を進めた時や、締切日に余裕をもって仕事を終わらせた時にやりがいを感じます。
「人の役に立つ仕事にかかわりたい」と考えており、非鉄金属は人々の生活に欠かせないため、業界を非鉄金属に絞りました。入社の決め手は、当社が業界で国内トップシェアであること、インターンシップと会社説明会で職場の雰囲気が良いと感じたからです。
また、殺伐とした雰囲気がないところも気に入っています。私は怒られるのも人が怒っているところも苦手なので、穏やかな職場環境は落ち着いて仕事ができるので助かっています。
安中製錬所に異動してからまだ日が浅いため、自分の仕事を完璧にこなせるようになりたいです。安中は当社グループで一番人が多い製錬所のため、できる限り多くの方の顔と名前を覚えたいと考えています。
また、会計分野を更に勉強することだけでなく、危険物取扱者など技術系の資格にも興味があるので、新しい分野も勉強したいと考えています。
友人との旅行や、実家に帰省しています。実家は関東圏内なので気軽に帰省可能な距離です。群馬県にはたくさんの温泉があるので、いつか温泉巡りをしたいと考えております。
私は文系ですが、当社のような理系寄りの会社を見てみるのも良いと思います。私自身、就活してから初めて当社を知ったので、狙いの業界の範囲を広げることで思わぬ出会いがあるかもしれません。
また、仕事をする上では学校で学んだ知識を活かせる場面が多くあります。私は経営学科で簿記について学んでいたので、仕訳を切る時に「あ、ここ学校で学んだな」と感じることが多くあります。ExcelやWordも仕事でよく使用するので学校で学んでいて良かったと思います。学生時代に習ったことは仕事でも活かせると思いますので、ぜひ頑張ってほしいです。
良い会社に出会えますように、就職活動頑張ってください!
人間文化学部
今村 彩乃/ 2016年入社
本社 環境・リサイクル事業部
リサイクル事業部は、原料である産業廃棄物の集荷から、リサイクル製品である酸化亜鉛等の販売までを一貫して担当しています。その中でも私は、原料のデリバリー・事務処理を中心に受け持っています。この部署へ異動してまだ日が浅いので覚束ないところもありますが、周りの方に助けていただきながら日々の業務をこなしています。
会社の雰囲気が、自分に合っていると感じたからです。面接時、社員の方々が丁寧に対応してくださり好感が持てました。
また、自分が興味を持っていた素材業界の企業であり、様々な業界と接することができる仕事の幅の広さも魅力的でした。
また、大学時に学んだこととは関連のない仕事でしたので、未知の分野への興味も理由のひとつです。自分の力を生かすことも大切ですが、ゼロから学んでいくことも、能力を高めるために重要だと考えています。
事務作業の効率化と可視化が目下の目標です。少しでも作業の負担を軽減するために、問題点の洗い出しと改善策の検討や、マニュアルの更新などを進めていきたいです。
今はまだ半人前ですが、仕事への理解を深めることによって、不測の事態にもすぐに対応できるような臨機応変さを身につけたいと思います。
何か疑問や不安があれば、遠慮せず社員にどんどん聞いてください。会話を通じて社風や社員の雰囲気を感じ取ることもできます。人生は一度きりです。後悔しないよう、自分を信じて就職活動をやりきってください。
自由闊達な社風でありながら、優しく、穏やかな人が多い東邦亜鉛。
そんな社風について、先輩社員の皆さんに語ってもらいました!
早野:
高群:
藤原:
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西山:
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高校卒業の先輩社員へのインタビューはこちらからご覧ください。
詳しく見る01/ 06
工業高校 工業化学科卒
追着 葵/ 2021年入社
小名浜製錬所 品質保証室
現在、排水関係を担当しており、持ち込みのサンプル水をJIS規格に添って
分析をしています。
責任ある仕事なので、一つ一つ丁寧に作業するようにしています。
化学分析をする仕事に就きたいと思い、探していた時にこの会社が目に留まり
会社見学をすることになりました。
実際に作業を見て、ここで働きたいと思い入社を決意しました。
まだまだ身につけていくことはたくさんあるので、少しずつ経験を積みスキルアップしていきたいです。
また、資格にも積極的に挑戦していきたいです。
何事も最初は不安なことでいっぱいだと思います。私も入社当初は分からないことだらけでしたが、周りの方々が丁寧に教えてくださったおかげで色々なことを身につけることができました。
皆さんも困ったことがあれば周りの方々に聞いてみてください。
自分自身のスキルアップにも繋がると思います。
02/ 06
工業高校 工業化学学科卒
茂原 毅人/ 2018年入社
藤岡事業所 プレーティング課
自動車、家電等の部品の元となるフープ材(帯状金属薄板材)にめっき加工を行うラインスタッフをしています。精密機器の一部品を製造する中で、めっき液の管理など難しいことはたくさんありますが、出来上がった製品が世の中のどこかの誰かによって使用されることに達成感を感じて日々頑張っています。
高校での就職活動で、自分が勉強したことを活かせる所はどこなのだろうと当時の担任の先生に相談したところ、「東邦亜鉛のプレーティング課が良いと思う」と教えて頂きました。その後、職場見学に参加して実際に仕事をしている方々を見て、格好良いと感じるとともに自分もここで成長したいと思い入社を決意しました。
目標は自分をレベルアップさせることです。日々品質に対する要求が厳しくなる一方で、自分の経験と新しい技術を身に付けていくことで良い物を造る仕事人としての精神を培っていきたいです。
就職は自分を変える機会だと思います。仕事に就けば嫌なことも多くあります。しかし、そんなときも変に緊張したり固くなったりしないで周りの人に相談すれば楽に仕事をこなすことができます。ここ東邦亜鉛では色々な人がいますが、気難しい人はほぼいません。皆フランクに接してくれる人ばかりです。自分のやりたいことをチャレンジさせて頂ける会社だと思います。
03/ 06
工業高校 工業化学科卒
増子 北隼/ 2016年入社
小名浜製錬所 品質保証課
生産課、環境管理課から依頼される分析業務をしております。
私は排水関係を担当しており、各成分をJIS規格に添って分析しています。分析は信頼を得るために必要不可欠であり、責任ある仕事にとてもやりがいを感じています。
働くなら地元企業に就職したいと考えていたところ、学校の先生から薦められたのが東邦亜鉛でした。学生時代に工場見学をした際も、優しくわかりやすく対応していただき、自分もここで働いてみたいと思いました。
入社してからも、とても活気があり、良い職場環境が揃っていて優しく教えてくれる上司や先輩のおかげで毎日楽しく、分析員としての責任感を持ち日々頑張っています。
まだ担当してない分析についても少しずつ勉強して、教えてもらう立場から教える立場になったときにわかりやすく教えることができるように、しっかり経験を積み知識を深めていきたいと考えています。また、将来に向けて、資格取得も積極的に取り組んでいきたいです。
就職活動は、人生を決める大切なことです。悔いの無いように、自分のやりたい仕事にめぐりあえること、応援しています!
04/ 06
工業高校 工業化学科卒
大河原 優作/ 2012年入社
安中製錬所 品質保証部
亜鉛製錬の鉱滓類の現場工程管理分析をメインに行っています。その他に粉体製品(亜鉛末・炭酸亜鉛等)の粒度分布測定も担当しています。現場の操業に大きく関わってくる仕事なので、正確かつ迅速な対応を心掛け、日々努力しています。
知人が東邦亜鉛で働いており、ふとした縁で入社試験を受けました。
入社まで何も知らずに不安なこともありましたが、実際に働いてみると同じ高校の先輩が多く雰囲気の良い会社だと感じました。上司や先輩方が優しく指導してくださるのでモチベーションを維持し働くことが出来ています。
業務に役立てるよう、資格取得にも力を注ぎ、先輩方の様に一人前になりたいです。また、後輩社員ができたら、指導できるよう取り組んでいきたいです。今は自分に出来ることをきちんと行い、将来に繋がる力を身につけようと思います。
不安なことやわからないことがあっても、先輩方が優しくすぐに教えてくれる職場です。また、若い人でもどんどんチャレンジできる環境が整っています。一緒に頑張りましょう!
05/ 06
高等学校 機械科卒
森友 健太/ 2010年入社
東邦契島製錬株式会社 精製課 精製係
高純度の鉛を製造する為には電気分解が必要で、その設備のオペレーターを担当しています。マイナス極となる電極板は規格どおりに造らないと生産量に影響するので機械の点検調整も気を遣います。職場では後輩も増え今までの習う立場から少しずつ教える立場に変わってきています。最近では天井クレーンの資格を取得しました。この鉛電解工場で大きなクレーンを乗りこなすにはもっと時間がかかるかも知れませんが、先輩に追いつけるように頑張っています。
学校の先生に勧められ会社のパンフレットを頂き、鉛シェア国内No1と書いてあることに魅かれました。また、島全体が工場であると聞いてすごい会社だなと思ったことです。
実際に面接を受けて、工場見学をさせて頂いた時には、今まで見たこともないような機械が次から次へと動いていてこの工場の大きさに凄いなとインパクトを受けました。色々な機械の動きを分かりやすく親切に説明していただいたことがとても印象的で、私もここで働いてみたいと思いました。
鉛の電気分解をはじめ精製係の色々な知識を高め、良い品質のモノづくりができるようになりたいです。
そして、「水の如くなくてはならない人になれ」との我が母校の教訓を心に留め会社に必要とされる人材になれるように日々努力していきます。
就職活動では不安や焦りもありますが、自分の人生を決める重要な分岐点となると思います。色々な会社を知り、自分に合った場所を見つけられるように頑張ってください。
そして、働き甲斐のある東邦亜鉛で私たちと一緒に働いてみませんか。
06/ 06
工業高校 機械化学科卒
石田 卓未/ 2009年入社
藤岡事業所 電解鉄製造部 マイロン課
世界トップシェアを誇る高品質の電解鉄を製造する工程を現場リーダーとして工程管理しています。
製造過程における電解鉄は日々の管理が大変重要であり、仕事の難しさやプレッシャーを感じつつも光り輝く電解鉄を見た瞬間の達成感を噛みしめ前向きに取り組んでいます。
学生時代、工業化学科だった私は勉強したことが生かせる会社を担任の先生に相談した所、すぐに「東邦亜鉛藤岡事業所」だと答えて頂きました。職場見学に参加してみると、大きな機械を使用し物造りを行っている環境がとても格好良く見えました。
また、その時接してくれた方々がとても親切、丁寧に対応してくれたので就職に対する不安が吹き飛び、自分もここで働きたいと強く感じ、入社を決意しました。
目標は自分を常にレベルアップさせ続けることです。
そのために専門的知識や技術を更に身につけていくのは勿論ですが、何事もポジティブに受け止め、また向かい合う事を心掛けています。
また現場リーダーとして皆をリードして行けるよう日々努力を続けたいと思います。
就職は自分自身と向き合う貴重な機会だと思います。精一杯頑張って下さい。
偽りの自分ではなくありのままの自分をぶつけて行けばきっと前向きな結果が付いてくるはずです。
東邦亜鉛には家族の様な仲間や上司が沢山います。安心してチャレンジできる会社だと思います。